男子フィギュアスケート、羽生選手の金メダル 本当に日本に元気を与えてくれましたね。
そんな羽生結弦選手のメンタルの強さに、高橋大輔選手も脱帽しているという記事もありました。
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応用スポーツ心理の観点から、羽生選手とNYヤンキースに移籍した田中将大投手には共通点があるように思っています。
それは二人とも「ダブルゴール」を上手に使える点です。
『演技が終わった後は演技内容をしっかり振り返って喜ぶ、キス&クライ(演技を終えた選手が得点結果を待つ場所)では点数を喜ぶ、そこを自分の中ではしっかり分けたい』
この言葉から、羽生選手は「結果目標」と「プロセス目標(演技内容)」意識して設定をしているのではないかと見ています。
それにより外への意識(得点結果)と、自分の内側への集中(演技内容)をセルフコントロール出来るように工夫しているのではないでしょうか。
「ダブルゴール」の基本は、自分の「外側」と「内側」という軸のセルフコントロールですが、チームスポーツの田中選手の場合は「チーム」と「個人」いうやや変化したダブルゴールです。
一流の選手達の言葉に、スポーツ心理の原理原則が含まれているのに気付き、彼らの実践力から学びを受ける毎日です。