【書籍紹介】早稲田ラグビー最強のプロセス 著:相良南海夫

「勝つ組織」、「勝つチームづくり」にご関心をお持ちのみなさまに、ぜひ手に取っていただきたい一冊をご紹介させていただきます。

 こちらの書籍は、2018年度から早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、初年度に8年ぶりの対抗戦優勝、2年目には11季ぶりの大学日本一を達成、同年ジャパンラグビーコーチングアワードで最優秀賞に選ばれた相良南海夫氏が、チームを甦らせた「勝つプロセス」について語っています。


 スポーツ心理学博士布施努は、相良監督就任時に【チームパフォーマンスダイレクター】として、チームにジョインしました。この書籍の中では、相良監督が布施とどのように関わり、布施がどのようにチームサポート・チームづくりに携わっていたのか、その狙いと効果について相良監督の視点から書かれています。 


「チームは戦術やスキルへのアプローチの比重がどうしても高くなり、それとは逆に取り組む心構えや目標設定の大切さを怠りがちになってくる。その部分をロジカルに説明してもらえた。チームは頭も心もクリアな状態になっていった。」


書籍内で相良監督はチームの中での布施の存在について、このようにコメントいただいています。 


 「勝つチーム」になるまでの過程で起こったできごとや、相良監督の指導哲学、選手との関わり方、さまざまな取り組みについて詳細に書かれています。



タイトル:早稲田ラグビー 最強のプロセス

著者:相良南海夫

出版:講談社