慶應義塾一貫教育校テニス部と大学体育会庭球部部員を対象とした、ライフスキル育成イベントを開催致しました。
「チーム作りとコミュニケーション」をテーマとし、中学生・高校生・大学生のテニス部員合計129名の参加となる大きなイベントとなりました。
アクティビティを通して、「チーム作りの4つのステージ」を体験してもらいました。
グループに分かれてからしばらくは発言も少なく特に中高生は緊張した面持ちでした。しかしながら、「発言するときのコツ」「聞く側の環境作り」「難しい課題をクリアするための考え方」などを少しづつ伝えていくうちに、ミーティング力がアップして、目標を達成する集団になることを実感してもらえたのではないかと思います。
アクティビティの後、今回の経験を普段の部活動にどのようにいかしていくのかを中・高校生のチーム毎に分かれ話し合いを行いました。
その際大学生が各チームに入りミーティングのファシリテーターを務め、大学生のリードによってミーティングが活性化し、中高生の相談に答え想いを伝える場面が多く見られました。
大学生に「今日のイベントはどうでしたか?」と質問をしたところ「普段トレーニングをうけているので、それを実践の場で経験できて、トレーニングの意味を実感しています。」との答えが返ってきました。大学生の「心の習慣」が出来つつあると感じることができました。
本イベントの開催を通じて、大学庭球部のみなさんと一貫教育校テニス部のみなさんが共に、より強いチームを作る契機となることを願っています。