COLUMN & ACTIVITY

2016年12月29日

オリンピックメダリストに共通する5つの特徴

スポーツ心理学の発達とオリンピックは非常に高い関係性があります。オリンピックは世界中のトップアスリートが何年もトレーニングを積んだ成果を一瞬で発揮しようとする舞台。その中で勝利する選手と敗れ去る選手の技術的な差はほんの僅かしかありません。むしろ、その技術的な差を生んでしまう心理的な側面の違いこそ、大きな違いを生んでいると言えるでしょう。  USオリンピックコミッティの心理コンサルタントでもあるグー

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2016年11月25日

【ご案内】全日本野球協会「野球指導者講習会/BASEBALL COACHING CLINIC」講演

2017年1月20日(金)に開催される全日本野球協会主催の野球指導者講習会/BASEBALL COACHING CLINICにて「心理・メンタルトレーニング」の講義を担当致します。 当日の講義では、実践的な指導方法について、事例を交えて具体的なトレーニング方法などをご紹介させていただきます。​ ■日本野球機構(NPB)からのお知らせ http://npb.jp/news/detail/201611

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2016年11月21日

大谷翔平の成長を導く心的イメージ力

9回に指名打者から投手に変わり、クライマックスシリーズの優勝を決めた際に魅せた日本最速165キロのストレート。見事なバットコントロールで日本ハムの反撃の狼煙を上げた日本シリーズ第三戦のサヨナラヒット。シーズン中は「一番・投手」で先頭打者初級ホームランというマンガの世界のようなパフォーマンスを発揮してきた今年の大谷翔平選手。一体どうしたら大谷選手のような選手になれるのでしょうか。今回はスポーツ心理学

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2016年11月02日

【ご案内】「野球力指導アカデミー」講演(2017年1/18、2/15、4/19)

株式会社 ベースボール・ラボラトリー主催の「野球力指導アカデミー」が今年も開催されており、1月、2月、4月の講義を担当しております。 このアカデミーでは、元プロ野球選手の山本昌広氏、衣笠祥雄氏などの名プレーヤー達が野球技術論・コーチング論を担当し、その他筑波大学准教授川村氏を始めとしたあらゆる分野の専門講師陣が名を連ね、理論に基づく実技・チーム作り・メンタル・栄養等に関する全24講義でチームを強く

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2016年10月22日

レジェンド山本昌さんから学ぶ!

元プロ野球選手で『レジェンド』と呼ばれる山本昌さんの話を聞く機会がありました。彼のキャリアから学べることについてお話ししたいと思います。 山本さんは50歳まで現役で活躍していましたが、選手として最後の試合の時までずっと緊張しなかったことがないそうです。それも『チームメイトから今日は昌さんが先発だとわかってしまうくらい現役生活の最後まで緊張していました』とのことです。 一度あるチームメイトから『昌さ

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2016年10月07日

セルフイメージでパフォーマンスは大きく変わる

言うまでもないことですが、心理状態はパフォーマンスに大きな影響を与えます。考え方で、結果が左右されると言っても過言ではありません。下記の図をご覧ください。3人の同じ実力を持った人がいて、セルフイメージが図のように異なるとしましょう。上からA、B、Cとします。 With Winning in Mind: The Mental Management System, L, R, Bassham に基づき

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2016年09月16日

試合後、ジュニアアスリートとどのようなコミュニケーションを取りますか?

ジュニアアスリートをかかえるお父さん、お母さんから『最近伸び悩んでいるみたいだけど、なんて声をかけたらいいかわからない』『うちの子頑張っているのになかなか試合に出られない』『認められないことで自信を失ってしまうのではないか』などという声がら聞こえてきます。  USTA(アメリカテニス協会)選手育成部門でメンタルスキルスペシャリストを務めるラウア博士が示すジュニアアスリートとのコミュニケーションのヒ

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2016年09月07日

ピーク・パフォーマンスを導くための3つの要素

ロシアW杯の最終予選の初戦、日本代表はUAEに1-2と敗れました。オリンピック代表も初戦ナイジェリア戦を落とし、このところ各世代のサッカー日本代表は重要な大会でいいスタートが切れていません。  『こういった相手に、戦い方どうこうももちろんありますが、それ以前に根本的な気合みたいな、根性みたいな…。危ないところで1歩足を出してつぶすとか、そんな負けず嫌いみたいなものが、90分の中の大事な場面で求めら

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2016年08月22日

アフター・ザ・ゲーム:勝敗のとらえ方

レスリングの吉田沙保里選手のリオオリンピックが終わりました。その結果は銀メダルでした。試合後のインタビューで号泣しながら、「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルで終わってしまって申し訳ないです」とコメントしました。しかし吉田選手は五輪3連覇をし、日本チームの主将としての役割もしっかりとこなす、間違いなく『最強のアスリート』であると言えるでしょう。 オリンピックは結果が出て高揚感で一杯の選

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2016年08月18日

チームに何が足りなかったのか?:この夏のまさかの敗戦をスポーツ心理学の視点で検証

東邦対八戸学院光星の大逆転劇、サッカーオリンピック代表のナイジェリア戦でのまさかの守備の崩壊、何が選手たちに起きてしまったのでしょうか。 スポーツ心理学の視点で探ってみたいと思います。 光星は一時は7点差をつけ、9回の攻撃を残して4点差、圧倒的に有利な状況でした。最終回に東邦の先頭打者が出塁します。 「先頭を出して動揺してしまった」(光星:桜井投手)これだけなら、他の試合でもあったかもしれません。

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2016年08月15日

アメリカにおけるスポーツ心理学とオリンピック 1

アメリカでスポーツ心理学がいかにオリンピックに関係しているかをご存知でしょうか。今回はその一端をご紹介します。  USOC(アメリカ五輪委員会)ではアトランタ、長野五輪において、心理的要因がいかにアスリートのパフォーマンスに影響を及ぼしたかをグールド博士などのリサーチもとにして、報告書を作成しました。 その研究をベースに『Achieving the Dream: Performing Your B

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2016年08月14日

勝てると思った瞬間の罠:錦織選手の接戦の裏側

リオ五輪テニス準々決勝の錦織選手とフランスのモンフィス選手の戦いはタイブレイクにもつれ込む接戦となりました。 まさにメンタルゲームとなった終盤の展開を振り返ってみましょう。タイブレイクはモンフィスのサービスで開始されました。モンフィスはここから一気に4ポイント連取しました。 最初のメンタルの注目ポイントは次のモンフィス選手のサービスゲームです。 フォアにいいサービスが入り錦織選手を揺さぶります。錦

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